【徹底比較】FUJIFILMのX‑T50とX-E4の違いとは?発売日や口コミ・レビューやどっちがおすすめか解説

【徹底比較】FUJIFILMのX‑T50とX-E4の違いとは?発売日や口コミ・レビューやどっちがおすすめか解説 FUJIFILM

FUJIFILMのX‑T50とX‑E4は、どちらも軽量コンパクトなAPS‑Cミラーレスですが、搭載センサーや操作性に大きな違いがあります。

皆様の中には、

  • FUJIFILMのX‑T50とX-E4の違いは?
  • X‑T50とX-E4の口コミを知りたい!
  • 私にはX‑T50とX-E4のどっちがおすすめなの?

という疑問を抱いている方はいらっしゃるはず。

そこでこの記事では画質・操作性・価格・口コミを徹底比較し、どちらが読者に合うかを明確にしますので、ぜひ参考にしてみてください。

X‑T50とX‑E4の概要

一眼レフ

FUJIFILMの「X‑T50」「X‑E4」は、どちらもAPS‑Cセンサーを搭載した人気のミラーレスカメラです。どちらも「コンパクト」「軽量」を重視したモデルで、持ち運びやすさが魅力といえます。一方で、発売時期や内部スペックには大きな差があります。

「X‑T50」は2024年6月に登場した最新モデルで、裏面照射型4020万画素の「X‑Trans CMOS 5 HR」を搭載しています。「X‑Processor 5」により高速な処理と高精細な描写が可能です。さらに、5軸・最大7段のボディ内手ブレ補正機能も搭載されており、動画や暗所撮影にも強みがあります。

一方、「X‑E4」は2021年2月発売で、2610万画素の「X‑Trans CMOS 4」を採用しています。処理エンジンは「X‑Processor 4」で、レスポンスや画質は一定の評価を得ています。手ブレ補正機構は搭載していませんが、本体重量約364gという軽さが特徴です。

デザインにも違いが見られます。「X‑T50」は中央ファインダーを備えた一眼レフ風のスタイルで、「X‑E4」はフラットなレンジファインダー風のデザインとなっています。

X‑T50とX‑E4の基本スペックの比較

FUJIFILMの「X‑T50」「X‑E4」は、画素数や手ブレ補正、操作性などに明確な違いがあります。以下にスペックの比較表を作成しました。

X‑T50X‑E4
発売日2024年6月28日2021年2月25日
センサーX‑Trans CMOS 5 HR(裏面照射)X‑Trans CMOS 4
有効画素数約4020万画素約2610万画素
画像処理エンジンX‑Processor 5X‑Processor 4
本体サイズ(mm)123.8×84.0×48.8121.3×72.9×32.7
本体重量/総重量(g)約389/438約315/364
手ブレ補正(IBIS)搭載(5軸・最大7段)なし
液晶モニターチルト式(184万ドット)チルト式(162万ドット)
ファインダー有機EL 0.62倍有機EL 0.62倍
価格(Amazon参考)税込232,727円Amazonでは取り扱いなし

ここでは以下の9点を解説します。

  • 画素数などの違い
  • 重量・サイズ・携帯性の違い
  • 手ブレ補正(IBIS)の有無・効果
  • ファインダーと液晶の操作性
  • 実機ハンドリングやボタン配置の違い
  • 撮影モード・フィルムシミュレーションダイヤルの有無
  • オートフォーカスと連写性能の違い
  • 静止画・動画性能
  • 価格の違い

画素数などの違い

「X‑T50」と「X‑E4」は、搭載するセンサーと処理エンジンに違いがあります。「X‑T50」は最新の裏面照射型「X‑Trans CMOS 5 HR」を採用しています。有効画素数は約4020万画素と、高解像な描写が可能です。「X‑E4」は一世代前の「X‑Trans CMOS 4」で、約2610万画素です。

高画素が必要な風景撮影やクロップには「X‑T50」が高性能です。処理エンジンも異なり、「X‑T50」は「X‑Processor 5」を搭載しています。「X‑E4」は「X‑Processor 4」で、処理速度は劣ります。

「高画素」「高速処理」を求めるなら「X‑T50」がおすすめです。

重量・サイズ・携帯性の違い

「X‑E4」は本体重量約315g、総重量約364gと非常に軽量です。一方、「X‑T50」は本体約389g、総重量約438gとやや重くなります。サイズ面では、「X‑E4」が121.3×72.9×32.7mm「X‑T50」は123.8×84.0×48.8mmで大きさに違いがあります。

携帯性を重視するなら「X‑E4」がよく、薄型ボディはカバンやポーチに収納しやすく、外出先におすすめです。

「X‑T50」はグリップ性や操作ダイヤルが充実している分、大きくなります。IBISなどの内部機構が追加されているため、重量は増加しています。

「超軽量」「薄型重視」なら「X‑E4」、「操作性」「機能性」なら「X‑T50」です。

手ブレ補正(IBIS)の有無・効果

「X‑T50」と「X‑E4」の大きな違いが、手ブレ補正機能の有無です。「X‑T50」はボディ内手ブレ補正(IBIS)を搭載しています。最大7段分の補正効果があり、「夜景」「室内」など光量の少ない場面でもブレにくく撮影できます。

一方、「X‑E4」にはボディ内手ブレ補正機能が搭載されていません。そのため「手ブレが気になる…」「ブレやすい」「安定感がほしい」と感じる方は「X‑T50」がおすすめです。

ファインダーと液晶の操作性

「X‑T50」「X‑E4」はどちらもEVFを搭載していますが操作性に差があります。ファインダー倍率は同じ0.62倍で、視野率も100%で共通です。

液晶モニターはどちらも3型ですが、解像度は「X‑T50」は184万ドット、「X‑E4」は162万ドットとなっています。

液晶の操作性を比較するなら「X‑T50」がおすすめです。

実機ハンドリングやボタン配置の違い

「X‑T50」はしっかりしたグリップ形状で長時間の撮影でも疲れにくい点が特徴です。天面に「ISO」「露出補正」「フィルムシミュレーション」の各ダイヤルを搭載。撮影に必要な操作をすぐに行える点が強みです。

「X‑E4」はダイヤル数が少なく、Qメニューやタッチ操作が多くなります。操作が煩雑に感じる場面もあります

「X‑T50」は物理ダイヤルの操作感もよく、撮影に集中しやすい設計です。「使いやすさ」を求めるなら「X‑T50」がおすすめです。

撮影モード・フィルムシミュレーションダイヤルの有無

「X‑T50」には「X‑E4」にはない、天面には「フィルムシミュレーションダイヤル」が新たに加わりました。全20種のシミュレーションを手元の操作だけで簡単な切り替え可能です。

「クラシックネガ」「ETERNA」など、多彩な色調をすぐ試せるのは大きなメリットです。そのため、複数の撮影モードがある「X‑T50」の方がおすすめです。

オートフォーカスと連写性能の違い

「X‑T50」は最新の被写体認識AFを搭載し、人物・動物・乗り物などの自動検出が可能で、撮影効率が大幅に向上します。

「X‑E4」は高速AF対応ですが、被写体認識機能はありません。そのため、動体追従や瞳AFの精度では「X‑T50」が優れていると言えるでしょう。

「AF性能」「連写力」の両面から見ても、上位互換といえる仕様になります。写真も動画も、確実なピント合わせを求めるなら「X‑T50」おすすめです。

静止画・動画性能

「X‑T50」は静止画・動画の両面で優れています。静止画では4020万画素のセンサーが、精細な描写を可能にします。「X‑E4」は2610万画素で、細部の描写は劣ります。

「X‑T50」は明暗差や高感度撮影でも、ノイズが少なく綺麗な仕上がりにできます。画性能も圧倒的に優れており、6.2Kでの記録に対応しています。

さらに4K60p記録も可能で、滑らかで高精細な映像が撮影可能。「X‑E4」は4K30p止まりで、映像制作では不便です。

「X‑T50」は手ブレ補正(IBIS)により、動画撮影時の安定感も抜群です。VlogやYouTube撮影にも対応できる万能機といえます。「写真も動画も妥協したくない」方には「X‑T50」がおすすめです。

価格の違い

「X‑T50」はAmazonにて税込232,727円で販売されています。「X‑E4」はすでに新品がなく、中古で146,000円前後です。

価格面では「X‑E4」が安価に見えるかもしれません。しかし、「X‑T50」は高画素・IBIS・動画性能など大幅な向上。コスパの高いモデルです。

「長くいいカメラを使いたい!」という方は取り扱いがない「X‑E4」よりも「X‑T50」を選ぶのがよいと言えるでしょう。

X‑T50とX‑E4の口コミ・レビュー

X‑T50とX‑E4の口コミ・レビューとしてここではAmazonの口コミを以下の順番で解説します。

  • X‑T50の口コミ・レビュー
  • X‑E4の口コミ・レビュー

X‑T50の口コミ・レビュー

X‑E4はAmazonにて46件の口コミがあり、星4.6の高評価を獲得しています。以下に主な口コミを紹介します。

口コミ①:とってもいいよ!

XE2からの買い替え。高額なので悩んだけど買ってよかった。軽い小さいは正義、そして片手で持てる。Fujiレンズ持ってるけど、あらたにアルチザンレンズを買った。いろいろ試したくなっちゃうね。

口コミ②:前機種から飛躍的に成長したカメラ

前機種のT-30IIと比較して大きさはほぼ同じ、重さは多少増していますが
センサー・画像処理エンジンが一新、さらに光学式手ぶれ補正が追加されたとという
成長ぶりです。多少価格は高いですがおすすめの一台です

口コミ③:レトロな最先端カメラ「日常を撮る&旅を撮る」に楽しいカメラ

昔から写真が好きで、Canonの5DマークⅣをメインカメラとして使用していますが、気軽に持ち歩くには大きくて重いので、気軽に持ち歩ける旅カメラを探していてX-T50にたどり着きました。購入して1ヶ月、日常の風景や家族、我が家の犬、猫を気軽に撮っています。コンパクトで軽いボディーの中に高性能で高画素のCMOSセンサーや画像処理エンジン、7軸手振れ防止、のテクノロジーが搭載されており想像以上に綺麗な写真が取れました。また、フィルムシュミレーションが面白くて色々と試しています。ボディーはジルバーを選びました、30年前のフィルムカメラの様なルックスがオシャレです。ストラップを茶色の革製にしてレトロ感を出しています。一つだけ直してほしい事は、SDカードが取り出しにくい事です。手で取り出す事は、かなり大変です。要改良です。

引用元:Amazon

X‑T50の口コミは「軽量・小型」で「高性能」な点が特に好評です。買い替えとして選ばれており、「手ブレ補正」「高画素センサー」「フィルムシミュレーション」の満足度も高い傾向です。X‑T50は旅や日常撮影におすすめのカメラです。

X‑E4の口コミ・レビュー

X‑E4はAmazonにて184件の口コミがあり、星4.4の高評価を獲得しています。以下に主な口コミを紹介します。

口コミ①:使い勝手が良い!持ち出しやすいサイズ感◎

初めてのFUJIFILM機として、xt30iiを購入。レンズは単焦点23mmf/2(フルサイズ換算35mm程度)を併せて購入。決め手は軽さやデザイン性もありますが、バージョン1からの背面液晶のアップデートとセンサーのアップデート、そしてフィルムシュミレーションの多さです。自分の好みの写りになるよう中の設定はかなりいじくり倒しましたが、満足のいく写りになりました。aps-cセンサーとは思えない撮影データに感動しつつ、撮影ライフを楽しんでいます。

口コミ②:文句なしの名機

色良し、AFよし、形良し!歴史に残る名機

口コミ③:いつも持ち歩くカメラです

写ルンですのように、気軽に持ち歩け撮れるカメラです。フルオートに切り替えれば人に渡して撮ってもらう時便利です。届いた商品は新品かと思うほど美品でした。大切に使いたいと思います。

引用元:Amazon

「写ルンですのように気軽に使える」「フルオートで他人にも渡せる」といった声もあり、スナップ用途としての完成度も高く、毎日の生活に自然に溶け込むカメラとして好評です。X‑E4は本格的な作品撮りよりも、日常の記録や旅行スナップを気軽に楽しみたい人に適しています。

X‑T50とX‑E4のどっちがおすすめなのか?

「私にはX‑T50とX‑E4のどっちがおすすめなの?」という疑問を抱えている方に向けて、ここでは以下の2点を解説します。

  • X‑T50がおすすめな方の特徴
  • X‑E4がおすすめな方の特徴

X‑T50がおすすめな方の特徴

「X‑T50」は高性能なミラーレスを求めるすべての方におすすめです。4020万画素のセンサーと「X‑Processor 5」により描写力が高いです。

高解像度の写真を求める方やクロップを多用する方に向いています。手ブレ補正(IBIS)も搭載され、暗所や動画撮影での安定感も抜群。

また「フィルムシミュレーションダイヤル」があるのも魅力。撮影意図に応じた色味をすぐに選べる操作性は大きなメリットです。

オートフォーカス性能も向上しており、動きのある被写体にも強くなりました。さらに、高画質な6.2K動画や4K60pにも対応しているのも大きな利点です。

「写真も動画もこだわりたい」「ブレを防ぎたい」と思う方に「X‑T50」がおすすめです。

X‑E4がおすすめな方の特徴

「X‑E4」は軽量・コンパクトさ重視の方におすすめです。重さ約364gと非常に軽く、持ち運びやすさが魅力です。

機能面では2610万画素のセンサーを搭載し、日常生活では十分な画質。ただし、ボディ内手ブレ補正(IBIS)は非搭載でなので、安価な分だけ性能は劣ります。

オートフォーカスは高速ですが、被写体認識などはありません。動画撮影も4K30pまでで、本格的な用途には不十分と言えるでしょう。

「中古でもいいから軽くてコスパのいいカメラが欲しい」と思う方に「X‑E4」がおすすめといえます。

X‑T50とX‑E4の違いを知って最適な方を選ぼう【まとめ】

FUJIFILMのX‑T50とX‑E4は、どちらも魅力的なミラーレスカメラですが、高画素・手ブレ補正・動画性能など、機能性を重視するならX‑T50が断然おすすめです。一方、軽量で持ち運びやすく、気軽に撮影を楽しみたいならX‑E4が向いています。

どちらもFUJIFILMらしい色表現やデザインを備えているため、目的に応じてどっちがいいかを考えて、ぜひ購入してみてください。

なお、当ブログでは「FUJIFILMのX‑T5とX-E4の違い」についても解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

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